様々な病気や症状に効果的

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アミノ酸には免疫機能を向上させて、病気にかかりづらくしてくれる働きがありますが、アミノ酸が効果を上げるのは免疫機能に限りません。それぞれのアミノ酸が持つ特長を理解し、うまく自分に合ったものをとり入れることで、さまざまな体の不調の予防や症状の緩和に役立てることができます。

よくある体の不調とそれに合ったアミノ酸摂取についていくつか挙げてみたいと思いますので参考になさってください。

胃の痛み
胃の粘膜が荒れている時におこりやすい症状です。胃のトラブルはストレスとも関係しやすいといえます。ストレスによる胃散の過剰分泌や、消化器系の潰瘍を抑えるにはヒスチジン・グルタミン酸・グリシンなどが特に効果的です。

冷え性、貧血、つわり
これらはいずれも血行障害によって起こったり、症状が悪化したりしますから、血流をよくすることで効果が得られます。ヒスチジンとヨータACAは血流をよくし、これらを改善する働きをしてくれます。

イライラ、うつ
神経伝達物質には気持ちを鎮める抑制性のものと、気持ちを高揚させる興奮性のものがありますが、アミノ酸はこれら神経伝達物質の材料となって脳神経系に働きかける力を持っています。アスパラギン酸とギャバはイライラを鎮める効果があります。近頃、ストレス社会で闘う人のためのメンタルバランスチョコレートとして話題になっているチョコに配合されているのがギャバですね。また、逆にグルタミン、グルタミン酸、アルギニンは興奮性のもので気持ちを明るく前向きにする効果を持っています。

不眠症
イライラにも効くアスパラギン酸とギャバは脳を休息モードに切り替えてくれるので質のよい眠りを得るのに役立ちます。ヒスチジンとトリプトファンも抑制性の働きがあります。トリプトファンは沈痛・催眠・精神安定をもたらすセロトニンという脳内物質を作る原料となります。牛乳やはちみつなどに多く含まれるため、眠れない人が就寝前に蜂蜜入りのホットミルクを飲むとよいといわれるのはこのためです。

肩こり
肩こりは長時間同じ姿勢を続けたりしたことで、筋肉の緊張と疲労によっておこります。デスクワークや自動車の運転手などに多く見られ、夏場はエアコンの冷気によってもおこりやすくなります。肩こりにはバリン・ロイシン・イソロイシン・アルギニン、グルタミンの5つが有効です。これらのアミノ酸によって筋肉にエネルギーを供給し、疲労回復を促すのです。

腰痛、膝痛
腰や膝が痛む時にはサポーターをすると痛みが軽減して動きやすきなります。本来ならば、この骨や関節を支えるサポーターの役目は筋肉がすべきものです。歳をとって筋力が落ちると、骨にかかる負担が大きくなって痛むようになるのです。筋力アップ効果のあるBCAA(バリン・ロイシン・イソロイシンの3つからなる分岐鎖アミノ酸)と成長ホルモンの分泌を促すアルギニンを摂取しながら散歩などの運動を続けることで、筋肉が鍛えられてこれらの痛みは改善します。

生理不順
生理不順の多くはホルモンのバランスが崩れることでおこります。特に無理なダイエットによる栄養不足や、ダイエットのストレスでホルモンバランスを崩している若い女性も多いそうです。生理不順にはホルモンを作るのに不可欠なリジンなどの必須アミノ酸と、その吸収を助けるビタミンをしっかり摂るようにするとよいとされています。また、脂肪がないと作ることができないホルモンもあるので適度な脂肪分も必要となります。

不妊症
アルギニンの成長ホルモン分泌促進作用により、男性は精力アップや精子の数を増やす効果が期待できます。また、女性の場合には受胎能力を向上させるリジンを摂取するのがいいようです。数年前から注目されている「マカ」にはこのアルギニンとリジンの両方のアミノ酸が多く含まれており、そのために不妊症や精力増強に効くとされています。

便秘
腸の中にあるものを押し出す腸管の運動が活発になることで便秘解消につながります。これを助けるのはアミノ酸の中でもグルタミン、アルギニン、バリン、ロイシン、イソロイシンの5つが効果的です。また、それに加え繊維質を多く含んだ食事と適度な運動を心掛けましょう。

骨粗鬆症
骨がスカスカでもろくなることで知られる骨粗鬆症。老化現象のひとつですが、出産を経験した30才以降の女性などもなりやすいものです。骨はつねに新陳代謝を繰り返し、少しずつ新しく作り替えられていますが、それに必要なのはまずカルシウムです。しかし、カルシウムを体内で骨に形成するにはアミノ酸が欠かせないのです。骨のためには、たくさんのカルシウムと同時に、多種類のアミノ酸とビタミンDやビタミンK2を摂取することが必要になります。

むくみ
水分代謝機能が低下して、体内に余分な水分がたまると、むくみの原因となります。アミノ酸には余分な水分や老廃物を排出するアルブミンという成分を作る働きがあるので、このアルブミンの活躍によってむくみを取ることができます。スイカなどが、シトルリン、アルギニンといったむくみに効果のあるアミノ酸が含まれており、利尿効果もあるのでむくみ解消によいとされています。

二日酔い
お酒を飲むと、体内に入ったアルコールはアセトアルデヒドから酢酸へと分解、解毒されてゆきます。その過程で、アルコールの脱水作用やさまざまな体内バランスがくずれて二日酔いがおこると考えられています。お酒を飲む前にアルギニンなどのアミノ酸を摂取することで肝機能の高めておくと二日酔い防止になります。